Z400/Ninja400+ハイシート

今回は、Z400とNinja400純正オプションのハイシートの紹介です。

金額

金額は、税込み18,480円です。約2万円なので、加工するより安あがりで助かります。とはいえ失敗すると痛い金額なので、検討している人はこの後の情報を参考にしてください。

高さ

ハイシートを使うと、シート高が3cm上がります。スペック上は3cmですが、実際の感触がどうかは、このあとの足つき感触などで説明します。

柔らかさ

ノーマルシートに比べて、柔らかいです。ケツ痛対策に結構有効ではないかと思いますね。Ninja、Zともやや前傾姿勢なので、ケツ痛になりにくい方の姿勢ではありますが、もし長距離乗ってケツ痛に悩まされる人がいたら、導入を検討してみてもよいでしょう。見た目もスマートなので、ゲルザブなどを使うより良いと思います。

足つき感触

実際の厚みが3cmアップのようですが、ハイシートの方が沈みそうなので、3cmもアップしないように思います。別のバイクですが、ホンダのCB250Rはシート高が800mmのところ、こちらのハイシート装着状態は815mmとなるものの、スペック上低いCB250Rの方が高く感じます。いろいろな要因がありますが、このハイシートは座面が柔らかいので、その分沈んでいることも影響しているようです。そのため、例えばケツ痛を解消したいけれど、3cmも上がると足つきが不安、という人であれば、ハイシートにした方が良い場合もありそうです。とはいえしっかりシート高は上がるので、ノーマルシートでつま先立ちの人は、やめた方が良いです。

膝の曲がり具合

股下82cmの場合、ノーマルシートでは膝が少し窮屈ですが、ハイシートにするとだいぶ楽になります。膝は伸びた方が疲労が少ないので、長距離で足が疲れる人にはおすすめです。

前傾度合い

3cm上がる想定で、前傾率を計算しました。計算方法は以前の前傾率調査動画の方法と同じです。計算すると、Ninja、Zそれぞれこのようになりました。身長によっては前傾率が結構上がるイメージになりますが、おそらく170cm以上の人でないとハイシートを使わないと思うので、それほど大きな影響がない範囲の前傾に収まります。

まとめ

総合的に、足つき不安がない人は、ハイシートで快適性は増すので、メリットの方が大きいと思います。

Z400は、リアキャリアの増設作業をやっているので、キャリアとトップケースサイズのイメージ、ミラーエクステンションでどれくらい視界が変化するかを紹介する予定です。