SV650Xのスマホホルダーなど取り付け位置検証

今回は、令和のVツインカフェレーサー、SUZUKI SV650Xにスマホホルダーなどをハンドル回りにつけるいくつかの方法を紹介します。

ハンドル形状

SV650Xのハンドルはセパレートハンドルなので、バーハンドルと違い、ハンドルに直接マウントすることは難しくなっています。スマホホルダー、電源などいくつか搭載しようと思うと、確実にスペースが足りません。

同じセパレートハンドルでも、YAMAHAのYZF-R3などはギリギリスマホホルダーとUSB電源を増設する技がありますが、SV650Xはかなり難しいです。ミラーマウントを使ったり、部品をずらすなどすればある程度どうにかなりそうなものの、あまり万人におすすめの方法は見つかりませんでした。

そのため、搭載スペースを確保するためにバーの増設がほぼ必須になりそうです。

Kijima

いろいろ増設したい人向けのバーはこちら。Kijimaのハンドルマウントステー。メーター手前に横一文字につけるタイプです。

こちらは横に長いのでいろいろつけられる反面、鍵穴近くで少しだけ邪魔に感じます。また、スマホホルダーをつけた時に、スマホがメーターとかぶる位置だったり、長めのエクステンションをつけないと低めの位置で視線を下げないと見えない、というデメリットもあります。長所短所があるので、人を選びますね。

こういった手元センターにバーを組むタイプは、電源だけなら問題ありませんが、スマホホルダーなど視線を向ける場合には危険度が増します。コンマ数秒で生死を分けるので、スマホなどは長いエクステンションを使うなど、極力下を向かないで見られるように工夫する必要があるでしょう。

ハリケーン

スマホホルダー+USB、またはさらにシガーソケットくらいはいける省スペースバーがこちら、ハリケーンの汎用ショートバーで、SV650Xも対応車種に入っています。こちらはKijimaのように長くないので、つけられる部品は限られます。その分キー操作や視界の邪魔にならないので、スマートに仕上がります。スマホホルダーをつけてもメーターとかぶらず、そこそこ上の方にホールドできるので、視線移動による危険度も下がります。

実際につけた状態はこのようになります。正面を見た状態でスマホが視界に入るので、スマホを凝視して前が見えていない、という状態にはなりません。

選択に迷ったら、邪魔にならないのでとりあえずこれをつけておくと良いでしょう。

セパレートハンドルは、スマホ積載問題に悩まされがちですが、少しでも視線移動を少なく楽に運転できるモノを選んでいきたいですね。