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2022.12.26

CB250+トップケース

今回は、250ccクラスの車体に使えそうなトップケースのサイズを検証します。トップケースはSHADの3サイズを用意しました。サイズごとの印象がわかりますので、参考にしてください。

33LのSH33、39LのSH39、48LのSH48キャリアとベースプレートの注意点の順にお話しします。

1.SH33

はじめに33LのSH33です。車体がコンパクトなので、このサイズくらいがちょうどいいですかね。カラーパネルもつけられるので、車体とあわせて好みの色にできます。ブルーの車体には青のパネル、などにするとトップケースの見た目の違和感が少しは緩和されるかもしれません。荷物は、フルフェイスより少し大きいSHOEIのシステムヘルメット、NEOTEC2のLサイズがちょうど入ります。周辺にグローブなども入れられるので、日常使いには十分でしょう。

カラーパネルは、ネジ2本で取り付けできるので、とても簡単です。説明書にはドリルで穴開けするように書いてありますが、ネジを少し手でクリクリと回せば穴が開くので、それから締め込んでいけば大丈夫です。

こんな風に手軽に色変え出来るのは良いですね。

2.SH39

次に39LのSH39です。こちらもぎりぎり見た目許容範囲くらいでしょうか。横から見ると33とあまり差がありませんが、後ろから見ると結構大きい感じがします。33Lに比べて荷物が結構入るので、実用性を優先すると、このサイズの方が使いやすくて良さそうですね。

3.SH48(参考)

48LのSH48をつけてみようと思いましたが、ベースプレートの関係ですぐに差し替えできなかったので、参考までに同じような車体サイズのZ400の例ですが、48Lになるとかなり大きいです。

48LのSH48です。こちらはカワサキZ400との組み合わせです。48Lになるとかなり大きいですね。ただ、普通のバイクのハンドル幅よりも狭いので、走行の邪魔にはならないでしょう。キャリアの耐荷重がOKなら、サイズ感を許容できれば使えます。

ただ、CB250Rの場合、ハンドル幅805mmに対してトップケース610mmと、ハンドルよりも狭いので、走行の邪魔にはならないでしょう。キャリアの耐荷重がOKなら、サイズ感を許容できれば使えます。

4.キャリアとベースプレート

今回の車両にはSHADトップマスターフィッティングキットをつけていますが、こちらは10kg程度OKとのことなので、50L級も積載できます。装着は車両によって違いますが、CB250Rの場合はボルト4本だけで取り付けできます。Z400やNinja400・250の場合はウィンカーのコネクタを一度外してキャリアの穴に通してからボルト止めします。

配線をいじる車両は少し面倒ですが、実際やってみるとそれほど手間でもありません。ただ、作業完了時にはリアウィンカーとブレーキランプの点灯チェックが必須です。うっかりつなぎ忘れて走ることがないように注意しましょう。

全体的に、キャリアの取り付けは締め付けトルクにさえ注意すれば難しい作業ではありません。およそどこのボルトも締め付けトルクは10Nmくらいですが、サービスマニュアルなどで確認して作業することをおすすめします。

キャリアなどの作業では、ボルトを締める際に、車両によっては普通の工具が入れづらい場合があります。例えばZ400では、リアシート横のボルトへのアクセスが狭く、普通の六角レンチでは締められません。こういう場合、極薄系のレンチを用意する必要があります。

トップケースのベースプレートですが、SHADの箱は各サイズをおよそ付け替えできます。GIVIの箱は、モノキーとモノロックの2つで、それぞれの中で付け替えできますが、モノキーとモノロックでは付け替えできません。SHADの方は、実質3種類のベースプレートがありますが、実際は大は小を兼ねているようで、そこそこ互換性はありそうです。メーカー推奨のプレートの話とあわせて、どこまで同じプレートで差し替えができるか、GIVIを含めたトップケース動画で解説する予定です。

用途や見た目のこだわり次第で、お好みのスタイルを追求していってください。

トップケース関連の次回は、他のバイクへの装着感ホンダ純正ワンキーシステムケースGIVIとの比較などを予定しています。