フルカウルバイク、前傾ヤバさランキング【国内全30車種】
2024.02.25
2024年に買える丸目のバイクを国産、海外からピックアップしました。今回は125ccから400ccまでの紹介、400ccオーバーのモデルたちは次回紹介します。
Monkey125 ©HONDA
125ccが充実しているホンダには、Monkey125があります。MonkeyはGROMがベースで、よりかわいらしく仕立てられています。乗り味はGROMと違うので、気になる人は一度試乗してみると良いでしょう。
Dax125 ©HONDA
Dax125もMonkeyと似た方向性ですが、中身は遠心クラッチのスーパーカブ系です。メーターがMonkeyと同じで、シフトポジションインジケーターがないので今何速に入っているかわからないのが慣れないとキツいポイントです。
CT125ハンターカブ ©HONDA
スーパーカブC125・ハンターカブも丸目仲間です。ハンターカブは売れ筋バイクなのでいろいろなところで見かけますね。125ccではありませんが、スーパーカブは110、50があり、クロスカブもあります。ヘッドライトは小ぶりなものの、丸目になっています。
CB125R
フルサイズ125ccのCB125Rはホンダのネオスポーツカフェシリーズの弟です。フルサイズ125ccでは最もバランスが良いものの一つで、とりあえず125ccで探すなら選択肢に入れると良く、何となく値段が高めだったところ他のバイクとの兼ね合いでそれほど高い感じでもなくなってきました。50cc原付免許で乗れるバイクの検証に使われていたようですが、原付免許バージョンもリリースされるのでしょうか。
XSR125
ヤマハXSR125は2023年に国内デビューした日本では比較的新しいモデルです。仲間のMT-125、YZF-R125とあわせて一気にヤマハ125ccが充実しました。XSR125は見た目の質感がかなり高く、とても125ccのバイクとは思えない仕上がりなので、きっと所有感を満たしてくれます。MT-125とは見た目だけでなくポジションも違い、乗り味にも結構差があります。ヤマハ125ccの中では、丸目のXSRが一番人気で販売計画台数も一番多くなっています。
LEONCINO 125 ©PLOT
ベネリは元々イタリアのメーカーで、今は中国資本になっていますが、レオンチーノシリーズは特徴的なデザインです。丸目と言いつつヘッドライトは楕円のような形ですが、楕円も一応丸なので取り上げてみました。オシャレな感じでとても興味があります。
CB250R
ホンダのCB250Rは144kgと軽量な優秀な万能バイクです。先ほど紹介したCB125Rと骨格は同じで、見た目もおよそ一緒なので詳しい人でないと見分けがつかないと思います。125と250のどちらを買うか迷う場合は、125cc縛りがある場合は125、それ以外は予算が許すなら250にしておくと失敗しないでしょう。CB250Rはとても使いやすいのでバイク選びに困ったらこのバイクを選ぶと良いと思います。
Rebel250
CB250Rとベースが同じエンジンのシリーズはいくつかあり、売れ筋のRebel250もその一つです。しばらく販売台数最上位にいますが、派生モデルや他メーカーの類似モデルなどが出てきているので少し様子は変わってくるかも知れません。ポジションの違いからCB250Rとは走行感覚が違いますが、慣れれば特に扱いにくいことはありません。ただ、CB250Rの方が初心者には優しいハンドリングだと思います。
CL250 ©HONDA
CL250はRebelをベースにしたスクランブラースタイルのモデルです。シート高が上がっていて、乗車姿勢が普通のバイクポジションなのでレブルの姿勢が苦手な人にはこちらの方が合うでしょう。運動性能重視ならCB250Rの方が良いですがスタイルはCLの方が目立ちます。
丸目と言っていいかわかりませんが、一応丸いので仲間のCRF250RALLYも取り上げます。こちらもCB250Rとエンジンのベースが同じで、CRF250LオフロードバイクのCRF250Lをツーリング向きにしたモデルです。カテゴリーはアドベンチャーとなっていますが、よくあるアドベンチャーモデルと違い、オフロードに突っ込んでも十分いける性能です。
W230 ©KAWASAKI
カワサキW230、MEGURO S1は2024年に発売される想定で進んでいるようですが、動画配信時点では完全に未定なので発売時期などはわかりません。オフロードモデルのKLX230のエンジンを使ってクラシック系テイストに仕立てたモデルです。2017年に廃番になったエストレヤに雰囲気が似ていますが、エンジンの特性から乗り味は全然違うものになると思います。(KLX走行動画)KLXのエンジンは低速から高速まで万能感が高いので、きっと乗りやすく使いやすいバイクになるでしょう。ペンたろうはうっかり買ってしまうかもしれません。
ベネリのレオンチーノは250もあります。125と似た感じで、こちらも楕円形のヘッドライトです。車体サイズは同じですが、デザインは125より少し落ち着いた感じになっています。
GB350S
GB350SGB350CホンダのGB350は、無印とSの2種類があります。Sの方がスポーティーな設定で、タイヤサイズやペダル位置などが違います。GB350はクラシカルテイストの空冷単気筒モデルで、お値段も控えめなありがたい存在です。よりクラシックなGB350Cも発売されますが、値段はおよそ変わらないくらいのようで、発売は2024年春から夏あたりの見込みとのことです。バリエーションが増えていいですね。GB350の乗り味は、単気筒の排気音を感じながら走ることに重きを置かれていて、低中回転域では振動はほとんどありません。好き嫌いは分かれると思いますが、シンプルに乗りやすいバイクです。
ELIMINATOR
カワサキエリミネーターはNinja400と同じエンジンを積んだクルーザーテイストのモデルです。トルクがあって乗りやすく高速道路もスクリーンがあれば快適で苦手のない優秀なバイクです。見た目は鼓動感を感じながらゆったり走るバイクのように思えますが、実際はNinja400そのままのスポーツバイクで、ヒュンヒュン走るのに向いています。ハイシートとローシートがあってシート高対応幅も広いので、400ccくらいで迷ったらエリミネーターを候補に入れてみると良いです。
SPEED400SCRAMBLER400Xトライアンフの400cc、SPEED400とSCRAMBLER400X。こちらは水冷単気筒エンジンで、低回転トルクが高いのできっと街乗りは気持ち良く走れるでしょう。動画作成時点では発売前なのでスペックからの想像ですが、ぜひ乗ってみたいモデルです。
HUNTER ©Royal Enfield
ロイヤルエンフィールドの350ccシリーズにはクラシック、ハンター、メテオがあります。鼓動感があって心地良く、乗りやすく走りやすいバイクなので満足度は高いと思います。ホンダのGB350とはまただいぶ乗り味が違うので、味わいのある乗り味が好きな人は一度体験してみることをおすすめします。もうちょっとパワーが欲しいと感じる人は、一回り大きい650ccシリーズもあるので、比べてみると良いでしょう。
ベネリインペリアーレ400こちらは374ccで、ロイヤルエンフィールドやGBとの競合にあたります。
ハーレーダビッドソンのX350はハーレーの350と話題になりましたが、バイク自体はベネリのOEMのようです。いわゆるハーレーのイメージとは違うので気をつけましょう。ただ、ベネリインペリアーレとはまた別物で、こちらは353ccの水冷2気筒エンジンです。ハーレーも電動のライブワイヤーなどいろいろチャレンジしているようで、可能性を模索する企業努力が伺えます。
Vitpilen 401 ©Husqvarna Motorcycles
オフロード系が多いハスクバーナですが、ビットピレン、スバルトピレンは丸目です。SVARTPILEN 401KTMの390DUKEをいじって丸目にしたような仕様です。
エンジンはKTMのものなので、KTMの乗り味が好きで丸目好きならベストマッチでしょう。
また新しいモデルが出てきそうな時に順次紹介していきたいと思います。