フルカウルバイク、前傾ヤバさランキング【国内全30車種】
2024.02.25
2023.03.08
バイクの胸プロテクターで、コスパ最高クラスのものを見つけました。YAMAHAのYAD04チェストプロテクターです。
あらゆるジャケットに装着できるので、それぞれのパターンごとにお見せします。特にクシタニジャケットの人には最高コスパかもしれません。
まず製品自体を簡単に説明します。左右一体型ハードプロテクターで、コミネのSK-840とモノは同じです。ラベルにコミネと入っていますね。耐衝撃性能はCE Level2なので、現役最高峰です。安心の性能ですね。
コミネのものはプロテクター単体だけで売っていますが、このYAMAHAのものは真ん中にベルクロ、左右のボタンがついています。このおかげで、爆発的に汎用性が上がっています。
コミネが税抜き4,400円に対して、YAMAHAは税抜き4,000円です。拡張パーツがついて、400円安いという素晴らしい仕様になっています。
ではこれを、いろいろなジャケットに入れていってみましょう。
まずはコミネの横ポケット型のジャケットです。このタイプは横からプロテクターが入るので、左右一体型のものもサイズがあえば両側に差し込めます。
ちょっと入れづらいですね。ただまあ、慣れればどうにかなりますかね。
このタイプのジャケットは、コミネとして売っている方の拡張部品なしのものでも大丈夫です。
ただものよっては入らないものもあって、いけるかどうかはコミネの中でもそれぞれのジャケットごとに違うようです。
次、ボタンアダプタをつけて56designのジャケットに装着してみます。ボタンのジャケットは手元にないので省略しますが、アダプタがないだけで同じ感じです。このボタンアダプタは、RSタイチのものです。ネット通販で見つからないので、ショップで買いましょう。NAPSで売っていました。これをつけると、普通に左右のベルクロに付けられるので、よくある左右ベルクロタイプのジャケットは何でもいけます。アーバニズム、Flagship、エースカフェロンドンなど、結構このタイプは多いですね。
次、クシタニにつけてみましょう。クシタニ製は、センターにベルクロがあるので、主にクシタニのプロテクター、コロイドブレストパッドやネオレーシングブレストパッドなどを使う人が多いと思います。使い方は同じで、単純にセンターに貼るだけです。もともと、YAMAHAのジャケットはクシタニOEMも多いので、そのためにこのプロテクターを販売していると思います。
コロイドブレストパッドよりも防御範囲が広いですね。裏側にクッションがあるので、コロイドブレストパッドよりも当たりは優しめですが、実際に付けているときのコロイドブレストパッドの感触が硬くて辛いこともないので、クッションでそんなに大きく体感が違うこともありませんが、人それぞれ骨の形などが違うので、人によっては差があるかもしれません。全体的に、コロイドブレストパッドの上位互換とみていいですね。
クシタニ製のコロイドブレストパッドはCE Level2で税抜き12,000円です。12,000円に対して4,000円で防御範囲など上位互換なので、こちらを買った方が良いでしょう。ヤマハのバイクじゃなくても、見えないのでOKじゃないでしょうか。
ちなみに、クシタニの柔らかい方、ネオレーシングブレストパッドはCE Level1で9,000円です。こちらは防御力がヤマハのものより下がりますが、柔らかくて付け心地はいいので、これはこれでアリだと思います。ただしこれでもヤマハの2倍以上の値段なので、やはりヤマハのコスパは光りますね。
先ほどのボタンアダプタですが、これをつけてこういうベルトにつけたりもできます。これはRSタイチのもので、ボタン型のプロテクターをつけて単体で胸プロテクターを使えるタイプですね。ホンダのOEM版なので、赤くなっています。RSタイチのプロテクターは高いですが、ヤマハのものをこんな風につけると、安く構成できますね。
いやー、4,000円で何でもできますね。アダプタは1,000円なので、5,000円でほぼ無敵のプロテクターになります。
左右分割型だとコミネのボタンつきCELevel2がコスパ最強ですが、一体型を探している人は、このヤマハを使うとジャケットが替わってもだいたいいけるので、長いこと使えると思います。プロテクター自体はコミネが作っているので、結局コミネ最強ですね。