フルカウルバイク、前傾ヤバさランキング【国内全30車種】
2024.02.25
2023.03.31
はいどうも、ペンたろうです。2023年発売、ヤマハの125ccシリーズを紹介します。
ネオクラシックXSR125、ストリートファイターMT-125、フルカウルスポーツYZF-R125
国内導入発表時点では、XSR125の人気が爆発的に高いようですが、この後詳しく紹介します。
およそ共通のスペックは15PS 11kW/10,000rpm11.5Nm/8,000rpmホイールベース:1325〜1330キャスター角:26°トレール:95mmとなっています。
車重や回転半径はちょっと違いがあるようで、XSRが140kg、シート高815mmYZF-R125が144kg、シート高820mmMT-125が142kg、シート高810mm最小回転半径は各国の正式情報が見当たらず、2.3m〜2.9mと怪しい情報です。
海外モデルの情報のため、国内モデルでは少し変わる可能性もあるので、国内モデルの仕様が確定したらまたお知らせします。
(動画)XSR125は、水色と赤の2色が予定されています。
水色はフランスの伝統色にありそうな、ちょっとくすみを持ちつつ爽やかな配色です。
赤は力強い感じの色で、ややオレンジ側に寄った赤色です。Z900RSの50周年火の玉カラーにちょっと近いですが、あちらは朱色っぽい色なのに対して、こちらはそれより純粋な赤になっています。
ブラックとのコンビネーションがコントラストが効いてステキです。どちらを選ぶか迷いますね。
車体サイズは全長1,960mm幅800mm高さ1,065 mmとなっていて、XSR700と比較するとこれくらいの差があります。XSR700は全長が2,075mm、幅が820mm高さが1,130mmで、Z900RSなどと同じくらいのサイズ感があり、ちょっと大きめです。これに対して一回り小さく、MT-25の2,090mm755mm1,070mmと、全長は差があるものの、近いサイズ感ですね。
XSR700は大きいのでちょっと、という人にはジャストフィットのサイズ感かもしれません。ただしシート高はヨーロッパ仕様で815mmなので、国内の一般的数値からすると高めです。ヤマハSR400が780mm、ホンダGB350が800mm、ホンダCB250Rが795mm、ホンダCL250が790mmで、身長次第で足つきは悪いと感じる人も多そうです。
23-2XSR700は835mmですが、2cm低いローシートオプションがあります。同じような感じでローシートも出るかもしれません。
XSR125の前傾率をはかると、身長175cmで17.1 %、160cmで 24.1%と、ほぼほぼ直立のケツ痛予備軍か、軽前傾か、というところで、MT-25などと近いです。
そのためローシートになるとケツ痛に悩まされるかもしれません。車体が軽く支えやすいので、可能なら多少無理しても高いシートの方が総合的に楽だと思います。
(動画)こちらはローシートでしょうか。ちょっと水色の方と形が違うように見えます。ビキニカウル的なアクセサリーが設定されるようです。タンクパッドなどもありますね。マフラーはどうでしょう。R125やMTの方はありますが、XSRは700も純正オプションはないので、設定なしかもしれません。
ネオクラシック系XSR125のポジションにはホンダのネオスポーツカフェ、CB125Rがあります。
ホイールベース:1345キャスター角:24° 12′トレール:90mm最小回転半径:2.3m15PS 11kW/10,000rpm12Nm/8,000rpm
スペック的には大きくキャラクターが違う感じもなさそうです。トレールが短くキャスター角が浅いので、CBの方がコーナーのクイック感がありそうですが、どちらのデザインが好きか、という基準で比較することになるでしょう。XSRの方がシンプルな丸目ネイキッド、31-2CBの方はより現代的に再構築した感じです。
ぜひXSR155の方も販売して欲しかったですが、そこまで贅沢を言うのもヤマハさんに悪いですね。
33(動画?)ストリートファイターMT-125はサイズ感はXSRと同様です。
全長1,960mm幅800mm高さ1,065 mmと、XSR125と全く同じです。シート高だけ810mmなので、5mm低いようです。
前傾率もXSRと同じレベルなので、ケツ痛対策としては、できるだけシート高めで頑張りたいところです。
MT-125は、MT-03に近いデザインです。MTはよく見るとMT-25、03MT-07MT-09MT-10と、ちょっと顔つきが違います。125は、一番近いのが25と03かなと思います。
42(動画?)色はブルーと最近のMTに使われているちょっと奇抜な色の2色で、黒は追加されるのかどうか、ちょっと今はわかりません。この奇抜な色は、シアンストームという色の名前のようですが、例によってシアンではありません。YZF-R3のくだりでも、ターコイズかピーコックブルーくらいなのに色名がシアンでしたが、★カードこちらはミントグリーンか、青緑か、という色ですね。シアンは印刷のCMYKのシアンで、濃い水色ですが、MTのこの色は緑に近いです。明るい青緑ですね。
青の方はいつものヤマハの青で、ミントグリーンも差し色に入っています。
48-2純正オプションでアクラポビッチマフラーやスクリーンがあるようです。
ストリートファイター系の他メーカーでは、スズキGSX-S125がありますね。こちらは全長2,000mm幅745mm高さ1,035mmと、近いサイズですが幅が少し狭いのでコンパクトに感じるかもしれません。シート高は785mmなので、MTよりだいぶやさしめです。
その他スペックはホイールベース:1300キャスター角:25.5°トレール:93mm最小回転半径:2.3m15PS 11kW/10,500rpm11Nm/8,500rpmとなっており、ヤマハよりも低回転トルクが薄く、より高回転全振りです。また直線よりもコーナーリングパフォーマンス重視になっているので、ワインディング向きですね。54(動画?)きっと値段はスズキさんの方が安いので、MTは結構厳しい勝負になりそうな気がします。ただおそらくMTの方が街乗りに使いやすい感じはありますね。
動画フルカウルスポーツでは、YZF-R125とYZF-R15の2種類が販売されます。ここだけ150ccクラスがありますが、ネイキッド系はジクサーがいるので、値段からも無謀な勝負になるので避けたんでしょうか。ジクサー150は125より実売が安いので、XSR155などをあてても58-2値段の差が2倍とは言わずとも1.5倍くらいにはなるでしょうね。フルカウルスポーツの150ccクラスは国内に競合がいないので、一定の販売が見込めるのかもしれません。
見た目はR1やR7と同じ新しい雰囲気です。R25とR3だけ取り残されてしまっていますね。ヨーロッパ仕様はメーターもカラーで、全体的に立派ですが、国内仕様はメーターがモノクロになりそうです。ちょっと残念ですが、スズキさんと勝負するにはコストダウン必須ですからね。
スペックはXSRやMTとほぼ同じですが、シート高は他より高く820mmです。クイックシフターなどの装備は間違いなくオプションで用意されるでしょう。
類似のカテゴリーでは、他メーカーにはスズキのGSX-R125があるので、比較してみると、
スペックは車重137kgホイールベース:1300最小回転半径:2.6m15PS 11kW/10,500rpm11.5Nm/8,500rpmと、GSX-S125と回転半径以外およそ同様なので、MTとS125の関係と同じです。
67(動画)YZF-R125と15は、販売価格をどこにもってくるか、当然GSX-R125のことは意識するので、かけ離れた水準にはならないでしょう。
ワインディングを走りに行くのに、下道で移動するのが辛い場所にいてGSX-R125を見送っていた人は、YZF-R15がちょうどいいかもしれません。
GSX-R125とYZF-R125は乗車姿勢は近いものの、前傾率をはかるとどうやらGSX-R125よりYZF-R125の方が68-4前傾が深く、ハードポジションのようです。とはいえ近い水準の範囲で、YZF-R7ほどの地獄絵図ではなく、YZF-R3のように直立に近いポジションでもありません。これから発売されるカワサキのZX-4Rも先日はかりましたが、ZX-4RはYZF-R125より楽ですね。
スズキSV650Xよりちょっと楽同じく隼よりちょっと楽CBR650Rよりもちょっと楽ホンダHAWK11よりちょっと楽Ninja H2 SXが近い水準YZF-R3、Ninja400より圧倒的にキツいという感じでしょう。
ヤマハのR1からR125まで一通り計算した結果はこちらの動画にまとめてあるので、良かったら参考にしてください。
国内モデルの仕様が確定したら、またお知らせしたいと思います。
じゃあまたねー。