フルカウルバイク、前傾ヤバさランキング【国内全30車種】
2024.02.25
2024年最新バイク販売台数、2023年1年間の台数を全部の排気量まとめてランキング。モデルイヤー違いで別集計された元データも同じ車種にまとめてわかりやすく、125cc以下を除いて全車種横並びで1位から25位まで紹介します。
GSX-S1000
昨年順位は21位でしたが、台数が2割ほど減って、少し順位を落としました。
2024年はS1000GXも出るので、その動向によっては盛り返してくるかも知れません。
HAYABUSA
隼は昨年と台数変わらずです。昨年はランク外でしたが、今年は24位に入り込んでいます。2023年は25周年モデルもありました。
2024年1月末まで恒例のカラーオーダープランも実施しています。
ボンネビルT120
スラクストンはファイナルエディションが発売されて、終了に向かっています。動画公開時点ではファイナルエディションはまだ買えるようです。ブリティッシュグリーンのステキなカラーで、ペンたろうは欲しくてたまらないところです。
昨年に比べて台数が1.5倍くらいになりました。
XSR900
モデルチェンジでスタイルを変えてきました。前年より台数が4割アップしてこの順位に食い込みました。販売計画は1,500台だったので、計画通りです。
ヤマハの中では売れ筋バイクでした。
Ninja1000SX
昨年の圏外からかなり上がりました。Ninja1000は貴重なフルカウルツアラーの一つです。
X-MAX
250ccスクーターです。250ccのスクーターは意外にラインナップが少ないので、一定のニーズをすくっているようです。
V-Strom250SX
2023年のニューモデルです。ジクサーシリーズの仲間で、油冷249cc単気筒エンジン、元気に走るコスパモデルです。
もともとあるV-Strom250とはキャラ付けが違っていて、こちらは軽くて安くてステキなモデルになっています。
CB1300SF
ロングセラーモデルのCB1300スーパーフォアとスーパーボルドールは、標準モデルとSPがあります。30周年記念車も出たので、それで台数を押し上げたかもしれません。
前の年はCB1100のファイナルモデルが同じ18位に入っていました。
CB1300も終売のウワサが流れ続けていますが、今のところまだ現役です。
FOLZA
ヤマハX-MAXと並ぶ250ccスクーターです。ややヤマハより台数が多いですが、大きい開きでもないですね。
CBR400R
安定のニーズがあるようで、昨年も16位でした。今年はモデルチェンジの話があって、ディスプレイがカラーになったり結構進化するようです。
YZF-R25
ヤマハの250ccコンビで、320ccと並んで数少ないエントリーモデルでした。
YZFシリーズは155ccのYZF-R15も発売されて、エントリーモデルのラインナップが広がっています。
125ccのXSR125、MT-125、YZF-R125も発売されたので、より広くニーズをくみとっていけるかもしれません。
ZX-4R
下半期発売にしてはそこそこ台数が出ました。前年はZX-25Rが上位に入っていましたが、需要を食い合った感があるかもしれません。
ZX-4Rはとても乗りやすく優秀なバイクなので、ちょっとお値段は張りますが迷ったらコレ、という選び方でも失敗しないと思います。
CB650R
前年は23位でしたが、台数が1.5倍くらいになって順位を上げてきました。
ZX-4Rより少し安く、並べるとお得感があるのでこちらの流れた人もいるかもしれません。
ホンダ4気筒にしては振動が多めなことで有名ですが、概ね乗りやすくていいバイクです。
2024年モデルはクラッチ操作せずに発進停止もできるEクラッチ搭載予定なので、さらに順位をあげてくるかもしれませんね。
CBR250RR
前年11位から一つ下げましたが、こちらも安定の台数をキープしています。
CBR250RR
安心安定の400cc、軽くてトルクフルなバイクで街乗りにもとても使いやすいバイクです。前年5位から11位まで順位を落としましたが、カワサキの400ccはニューモデルがいろいろあったので、横に流れた印象がありますね。
CRF250L
Lの方はオフロード、ラリーはアドベンチャーという設定で、それぞれの台数はわかりませんが、ラリーの方が多いでしょうか。
前年よりかなり順位を上げて、トップ10入りを果たしました。
Rebel1100
前年8位から一つ下げたものの、安定の販売台数をキープしています。
レブル1100Tも加わってバリエーションが増えています。
ローライダー
ハーレーダビッドソンは、ローライダーSとSTあわせてこの順位です。メーカーの出荷台数との兼ね合いもあって年ごとに台数を稼ぐ車種が違っています。前年はソフテイルとフォーティーエイトが入っていました。
売上金額の110億円は、上位にランクインした車両で抜けるか際どいですが、どうでしょうか。
ELIMINATOR
クルーザー系モデルのエリミネーターは、11位のNinja400と同じエンジンの仲間です。フレームが変わっていて、ハンドルの振動もかなり少なくなっているので、ロングツーリングにも使いやすいでしょう。
カワサキ400ccは、Ninja400、Z400、ZX-4Rとあわせて全部ランキングに入りました。
CL250
スクランブラースタイルのモデルで、春頃から販売されましたが、6位まで食い込んできました。ベースモデルのCB250Rは軽くて乗りやすく優秀なのにランキング上位に入れません。
オーナーとしては寂しい限りですが、CLの見た目が人気なのは何となくわかります。
ADV160
ADV160は、前年は150がランクインしていましたが、160に完全に置き換わって上位に来ました。
Z900RS
前年3位から、惜しくも4位に落としました。排気量クラスからすると相変わらずの化け物クラスの台数をキープしていますね。
販売台数は前年の6800台から減っていますが、その前の年は4800台だったので、人気に陰りが出ているわけではありません。
当初から大きくは仕様が変わらずに販売されていて、カワサキの稼ぎ頭として重要なポジションにいます。
Z900RSはイエローボールエディションなど特別仕様車もたびたびあり、2022年は50周年記念車もありました。
上位グレードのSEはレギュラーモデルですが、供給が間に合っておらず、数年予約待ち状態の人も多いようです。
PCX160
Z900RSの台数が少し減ったことで3位に入りました。PCXは125ccの方が台数が多いですが、160も安定の上位キープとなっています。スクーターと言えばPCX、という時代はいまだ変わらずの一強です。仲間のADV160と併せるとかなりの台数になるので、スクーターでは完全に敵なしになっています。
GB350
前年は驚異の12,000台で1位でしたが、今年は2位にランクダウンしました。販売台数は昨年の約半分になったものの2位なので、デビューの年のスゴさがわかります。
GBは音を楽しむタイプのバイクで、航続距離が異様に長いのも特徴です。
GBは無印モデルとSがあり、Sはややスポーティーな位置づけですが、2024年はバリエーションモデルのGB350Cも発売されます。こちらはさらにクラシック感を出していて、新規ユーザーの獲得にも貢献しそうなので、引き続き上位に食い込んできそうですね。
Rebel250
レブル250が王者返り咲きとなりました。販売台数も前年より2割アップしていて、今年の台数なら前年でも1位を取れています。
レブル250はCB250Rファミリーの一つで、汎用性の高いエンジンを積んでいる扱いやすいバイクです。
派生モデルのCLに食われることもなく、台数をさらに伸ばすという相変わらず驚異的なバイクですね。
CLも出たので食い合いなどで台数が落ちるかと思いましたが、いやー、レブル250は強すぎました。
データについて補足ですが、今回紹介した売上金額は、各モデルの価格平均からの概算であくまで参考値なのと、ランキング下の方は集計のしかたによって若干ずれがあることがあります。
2024年もニューモデルが出てくるので、個別の紹介など順次やっていきたいと思います。