国内人気順総なめ、HONDAのバイクランキング

今年もいいバイクはないかなと思い、各メーカーのバイクを整理し始めていますが、今回はまず、ホンダの50ccクラス以外の現行バイクを全部人気順にまとめてみます。

39位 HAWK11

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すでに生産終了から時間が経っていますが、ホンダドリームジャパンには在庫が残っており、現在でも購入は可能です。在庫はおよそ70台ほどあるとされ、ほとんど動きがないことから、販売台数は1桁程度にとどまっていると考えられます。本モデルは、エンジンとフレームにオフロードモデルであるHonda Africa Twinを流用しつつ、ロケットカウル風のスポーツバイクへと仕上げた意欲作です。異なるカテゴリの要素を組み合わせるという難題に挑戦した、非常にユニークな成り立ちを持っています。売れ行きを重視する傾向の強いホンダにおいて、こうした挑戦的なモデルは決して多くありません。その意味でも、HAWK11は同社の中でも珍しいポジションに位置する一台といえるでしょう。

なお、DucatiからはFormula 73という、似た外観のモデルも登場しています。こちらは200万円を超える価格帯とされているため、比較対象として見たときにHAWK11の存在を改めて思い出してみるのも面白いかもしれません。

38位 Africa Twin

販売台数の集計値は公表されていませんが、400台未満であることは確実とされています。2024年の年間計画が600台であったことを踏まえると、2025年はおおよそ200〜300台前後で推移していると考えられます。車体は最大級クラスのビッグオフローダーで、堂々としたサイズ感が大きな特徴です。加えて、Apple CarPlayやAndroid Autoへの対応など、利便性の高い装備も充実しており、ラインナップの中でもフラッグシップ的な位置づけとなっています。2025年モデルでは仕様が絞られ、Adventure Sports ES DCTのみの展開となりました。さらにカラーバリエーションも1色に集約されており、ラインナップのスリム化が進んでいる点も見逃せません。

37位 CBR1000RR-R

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販売台数の集計値は公表されていませんが、Honda Africa Twinと同様に、2024年の年間計画は600台とされていました。このモデルは、ホンダが「ほぼファクトリーマシンのレベル」と位置づけるほど、パフォーマンスを最優先に開発された一台です。市販車でありながら、レースマシンに限りなく近い性能を追求している点が大きな特徴といえます。

一方で、モデル名に付けられた「R」の多さも印象的です。速さを象徴する記号として使われることが多いものの、本モデルではついに3つ並び、「アールアールアール」と読まれる構成になりました。一般的には「トリプルアール」と呼ぶ方がしっくりくるかもしれません。今後さらにRが増えるのかという点も気になるところですが、もし4つになれば呼び方にも悩みそうです。

36位 ベンリィe:Ⅱ/PRO

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ここからは、販売台数の数値がある程度正確なゾーンに入ります。本モデルの年間販売台数は約30台とされており、まるで限定車のような少なさが特徴です。電動バイク市場全体としても、現状は厳しい状況が続いていることがうかがえます。とはいえ、同じ電動モデルであるKawasaki e-1が年間20台程度であることを踏まえると、相対的には健闘しているともいえます。

35位 CL500

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本モデルは集計値がランキング圏外のため、参考値として2025年の販売計画160台から、登録済み未使用車約100台を差し引いた数値で算出されています。実態としては、メーカーグループ会社による登録が多く含まれている点も見え隠れし、市場の実需とのギャップを感じさせる結果となっています。外観は250ccクラスとほぼ同等ながら、排気量アップによるパワーの向上が大きな魅力です。本来であれば、Kawasaki Ninja 250に対するKawasaki Ninja 400のような関係で、一定の需要があっても不思議ではありません。

しかし日本市場では500ccクラスの人気が伸び悩んでおり、その影響を大きく受けているモデルといえます。今後登場するNinja500の動向によって、このクラス全体の評価が見えてくる可能性があります。

34位 XL750 TRANSALP

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販売台数は、計画台数200台から登録済み未使用車約30台を差し引いた参考値となります。一見するとYamaha Ténéré 700と同系統に思われがちですが、実際にはキャラクターが異なります。Ténéré 700やHonda Africa Twinがビッグオフローダーであるのに対し、TRANSALPはオンロードフレームをベースとしたアドベンチャーモデルです。カテゴリー的には、Suzuki V-Strom 800DEに近いポジションに位置づけられます。

2025年モデルはEクラッチ仕様のみとなり、装備面でも特徴が明確になりました。カラーリングはブラックを基調に赤いラインを配した、落ち着きのあるシックなデザインとなっています。

33位 NT1100

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本モデルも販売計画台数をもとにした参考値です。登録済み未使用車がほとんど見られないことから、実際の販売台数に近い数字と考えられます。

Honda Africa Twinのエンジンとフレームをベースにした、オンロードツアラー仕様のモデルです。ただし、現在のAfrica Twin自体がオンロード寄りの性格へとシフトしているため、ポジションがやや曖昧になりつつあります。それでも、コストパフォーマンスの高さとツアラーとしての完成度は十分です。実用性を重視するユーザーにとっては、有力な選択肢のひとつといえるでしょう。

32位 CB125R

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販売台数は約200台で、こちらは実際の集計値です。近年、「CB○○R」シリーズはラインナップの変化が進んでおり、本モデルの今後も不透明な部分があります。フルサイズ125ccとしてはやや高価格帯に位置していましたが、近年は他モデルの価格上昇もあり、相対的には標準的な価格帯に収まってきました。

31位 Rebel500

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集計値はランキング圏外のため、計画台数300台から未使用車約10台を差し引いた参考値となります。500ccクラス全体の需要が低迷している影響を受けており、販売面では苦戦している状況です。今後、GB500の登場が噂されていますが、このクラスの市場規模を考えると、新規投入に慎重になる可能性もありそうです。

30位 CUV e:

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電動バイクながら、約400台規模の販売が確認されています。未使用車が見られないことから、実際にユーザーへ引き渡された台数と考えられます。ただし、街中で見かける機会はまだ少なく、どのようなユーザー層に支持されているのかは興味深いポイントです。電動バイク市場の今後を占う意味でも、動向に注目しておきたいモデルといえるでしょう。

29位 CB750 HORNET

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270度クランクのツインエンジンを搭載した、コストパフォーマンスに優れたミドルクラスモデルです。2025年モデルからはEクラッチ仕様のみの展開となりました。

ETCの標準装備に加え、他モデルではあまり見られないオートキャンセルウインカーも採用されています。価格は約115万円と、装備内容を考えると非常に魅力的な設定です。カラーバリエーションでは、黒と赤のコントラストが効いた配色も用意されており、デザイン面でも存在感のある一台に仕上がっています。

28位 CB1000 HORNET

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Honda CB1000Fと基本構成を共有しつつ、セッティングを変更したストリートファイターモデルです。SPではない標準仕様であれば、価格は約134万円と比較的手の届きやすい設定となっています。性能とのバランスを考えると、コスト面でも魅力のあるモデルといえるでしょう。

27位 Gold Wing

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1800ccの水平対向6気筒エンジンを搭載した、高級グランドツアラーです。

販売台数は約800台とされていますが、このクラスのモデルとしては意外に多い印象を受けます。しかし国内の中古市場にはほとんど流通していないことから、海外へ流れている可能性も考えられます。

圧倒的な快適性と長距離性能を誇る、ホンダを代表するフラッグシップモデルのひとつです。

26位 NC750X

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大型二輪教習車として採用されることも多い、NC750シリーズの現行モデルです。現在は装備を充実させたNC750Xのみが市販されています。一般的には燃料タンクが配置される位置に、約23Lの収納スペースを備えている点が大きな特徴です。高い積載性と実用性を兼ね備えています。また、低回転域から力強いトルクを発揮するエンジン特性により、日常からツーリングまで幅広いシーンで活躍が期待できます。

25位 CBR600RR

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「レースで勝つ」ことを起点に開発されたスーパースポーツモデルです。約1,000台近い販売台数となっており、このカテゴリーとしては比較的好調な結果といえます。装備面では、純正ETCオプションが用意されていない一方で、グリップヒーターのオプションは設定されています。一方、上位モデルのHonda CBR1000RR-Rでは逆にETCオプションが用意されているものの、グリップヒーターは非設定となっています。こうした装備の違いはやや独特で、用途によっては事前の情報収集が重要になりそうです。公道での使用を前提とする場合は、社外パーツの活用も含めて検討しておくと安心でしょう。

24位 CB1000F

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売れ筋モデルとして満を持して投入された一台です。万能バイクとしてのポテンシャルは非常に高く、ホンダが本気でライバルに対抗しにきたモデルといえるでしょう。軽快なハンドリングと十分すぎるパワーを兼ね備え、あらゆる用途で高い満足度を得られる仕上がりとなっています。それでいて扱いやすさにも優れており、大型免許取得後の最初の一台としても適したモデルです。

一時はリコール対応でつまずいたものの、現在は修理方針が確定し、エンジンを分解してピストン周辺を交換する対応が進められています。作業はホンダの改修センターで一括対応されるため、販売店での分解作業に不安を感じるユーザーにとっても安心できる体制といえるでしょう。今後は対策済み車両の再出荷も順次始まる見込みです。

23位 Rebel1100

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Honda Africa Twinのエンジンをベースにしたクルーザーモデルです。

1100ccクラスの中でも特に販売台数が多く、その理由として価格の手頃さが挙げられます。コストパフォーマンスの高さが際立つ一台です。また、大排気量エンジンによる力強い加速性能も特徴で、クルーザーでありながら非常に速い走りを実現しています。この点において、他にはない独自の存在感を放っています。

22位 CBR400R / NX400

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近年のモデルチェンジにより、外観はよりシャープな印象へと進化しました。

400ccクラスの中でもバランスの良さが際立っており、扱いやすさと性能の両立という点で、トップクラスの完成度を誇ります。さらに、今年はEクラッチ搭載モデルの登場も予定されています。購入を検討している場合は、今後の動向を見極めてから判断するのも一つの選択肢といえるでしょう。

21位 CBR250RR

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250ccクラスの中でも最速クラスに位置づけられるモデルです。比較的尖ったコンセプトでありながら、販売台数も一定数を確保している点が特徴です。

一部のハイスピードサーキットを除けば、4気筒エンジンモデルに匹敵、あるいはそれ以上の速さを発揮する場面もあり、スポーツ走行を楽しみたいユーザーにとって魅力的な存在となっています。

20位 X-ADV

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Honda NC750Xと共通のプラットフォームを持つ、スクータータイプのモデルです。

DCT(デュアルクラッチトランスミッション)専用仕様で、リアブレーキは左手で操作するなど、一般的なスクーターに近い操作感を実現しています。ビッグスクーターとしての扱いやすさと、アドベンチャー的な要素を融合したパッケージングが特徴です。日常使いからツーリングまで幅広く対応できる、実用性の高い一台といえるでしょう。

19位 CL250

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Honda Rebel 250をベースとしたスクランブラースタイルのモデルです。250ccクラスとしては一定の販売台数を維持していますが、年々やや減少傾向にある点は気になるところです。

18位 スーパーカブC125

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125ccクラスのスーパーカブです。

タンク容量は3.7Lと小さめで、航続距離はおよそ250km前後となっています。やや短く感じる部分ではありますが、Suzuki Katanaのように200kmに満たないケースと比較すると、125ccとしては十分ともいえる範囲です。

17位 CB650R / CBR650R

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Eクラッチを初めて採用したモデルとして注目を集めました。特にCB650Rは、その話題性もあり販売台数を大きく伸ばしています。

16位 FORZA

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数少ない250ccクラスのスクーターです。競合となるのはYamaha XMAXですが、性能や装備のバランスが拮抗しており、どちらを選ぶかは悩ましいところです。

15位 DAX125

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スーパーカブをベースとした、個性的で親しみやすいデザインが特徴のモデルです。

見た目の印象とは異なり、一般的なバイクと同じ感覚で乗ると違和感を覚える部分もあります。積載性を重視する場合は、Honda CT125 Hunter Cubの方が実用的といえるでしょう。

14位 GROM

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扱いやすさと汎用性を兼ね備えたミニバイクです。

コンパクトながら、ある程度身長が高いライダーでも無理なく乗れる設計となっており、日常用途から趣味用途まで幅広く対応できます。一家に一台あっても良いと感じられるモデルです。

13位 CRF250L / RALLY

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本格的なオフロード仕様と、アドベンチャー志向のモデルが用意されています。特にRALLYは燃料タンク容量が拡大されており、日常使いからロングツーリングまで対応しやすい仕様となっています。

12位 CB1300

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1300ccクラスとしては良好な販売台数を記録していますが、生産終了の影響もあり、例年の倍近い販売数となりました。車重は約270kgと重量級ですが、低回転域から響く重厚なサウンドと安定感のある走行は、このモデルならではの魅力です。現在も新車在庫は残っていますが、スタンダードのブラックは残りわずかとなっています。丸目仕様も、年内には完売する可能性が高い状況です。

11位 クロスカブ110

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スーパーカブ110をベースにした派生モデルです。アウトドアテイストを取り入れたデザインが特徴で、実用性とファッション性を兼ね備えています。くまモンバージョンといった特別仕様も展開されています。

10位 GB350

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販売台数はスタンダード、S、Cの合算となります。Yamaha SR400の生産終了後に登場した、空冷単気筒のクラシックモデルです。初年度ほどの勢いではないものの、現在も安定した人気を維持しています。

9位 ADV160

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Honda PCXをベースにした、アドベンチャー風スタイルのスクーターです。価格はPCXよりやや高めに設定されていますが、その分、装備や外観における上質感が際立っています。実用性に加えてデザイン性も重視したいユーザーにとっては、魅力的な選択肢といえるでしょう。

8位 CT125ハンターカブ

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発売当初から高い人気を誇るモデルです。PCXの存在がなければ、販売台数トップを長く維持していた可能性もあるほどの勢いを持っていました。しかし近年は、スクーターをはじめとした他カテゴリーに押される傾向も見られます。一方で、大型キャリアによる圧倒的な積載性能は依然として大きな魅力です。実用面では、配送用途などにも十分対応できるポテンシャルを備えています。

7位 PCX160

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PCXシリーズの上位排気量モデルです。125ccモデルと合わせると、国内スクーター市場において圧倒的な販売台数を誇ります。ほとんどのスクーターがこのシリーズに集約されているといっても過言ではないほどの存在感です。

6位 Monkey125

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Honda Gromをベースにした、デザイン性の高いモデルです。近年は販売台数も着実に伸ばしています。

GROMとはエンジン特性やタイヤサイズの違いにより、乗り味にも明確な差があります。ハンドル形状も異なり、体格によってはややコンパクトに感じる場合もあります。

5位 Dio110

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価格重視のユーザーに適したスクーターです。30万円以下で購入できる点が大きな魅力となっています。日常の移動手段として、コストパフォーマンスを重視する層に支持されています。

4位 スーパーカブ110 / PRO

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往年の50ccカブの流れを受け継ぐ、110ccモデルです。PRO仕様は業務用途を想定しており、前カゴや大型キャリアを備えています。実用性の高さから、幅広い用途で活用できるモデルです。

3位 リード125

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ベーシックなスタイルのスクーターを求めるユーザーに適したモデルです。PCXのような先進的デザインではなく、よりオーソドックスな形状を好む層に支持されています。

2位 Rebel250

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長年にわたり安定した人気を維持している、250ccクラスのクルーザーモデルです。Eクラッチ搭載によるさらなる販売拡大も期待されていましたが、年間1万台を大きく超えるまでには至りませんでした。それでも引き続き高い需要を誇る主力モデルです。

1位 PCX

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スクーター市場を代表するモデルです。

2位のHonda Rebel 250に対して、販売台数は明確な差をつけてトップに立っています。いわゆるダブルスコアに近い圧倒的な結果です。毎年、全カテゴリーを通してもトップクラスの販売台数を記録しており、その人気は揺るぎないものとなっています。

今年も魅力的なモデルが多いので筆者もいろいろバイクを入れ替えていこうと思います。