フルカウルバイク、前傾ヤバさランキング【国内全30車種】
2024.02.25
今回は、バイク洗車の味方、マキタのハイパワーブロワーと、その他使えるマキタグッズの紹介です。バッテリーの種類など間違いのない選び方も紹介します。
文章では説明しづらいところがありますが、ページ下の動画を見ていただくと性能がわかりやすくなっています。
マキタブロワー
まず、これがあると洗車の効率が劇的に変わる、ブロワーの紹介です。
錆の防止にもなるので、もはや必須と言ってもいいアイテムです。
何より真価を発揮するのが、洗車です。バイクの洗車は、一番一般的な方法が水をかけて軽くスポンジでこする方法です。よほど汚れていなければ、洗剤は使わなくて平気です。
バイク水洗い
水洗いした後は水を落とす作業になりますが、バイクは車と違い、エンジンやケーブルなどが剥き出しで、とても複雑な形なので、これを全部拭き取るのは無理でしょう。チェーンなどに水が残ると、錆にもつながるので厄介です。
そこでブロワーの出番です。マキタのブロワーを使い、マックス風圧で水を吹き飛ばせば、大抵の水はなくなります。
水洗いの後、拭いてからブロワーを使う方法もありますが、一切拭き取らずに始めからブロワーで飛ばせばOKです。飛ばすだけの方が短時間で完了しますし、中途半端に拭くよりも晴れの日でも水滴の痕などが残りづらく、仕上がりもキレイになります。
お好きな方法で良いと思いますが、やってみて自分のやりやすい方法を見つけてください。
ブロワーのコツですが、うまくやらないと飛ばした場所にまた水がかかったりと、いたちごっこになるので注意が必要です。
順番は、上から前からが原則です。バイクの走行時は上や前から水や風が当たるので、その方向で吹いても壊れることはありません。
まず上の方からブロワーマックスで水を飛ばします。ハンドルの前側から飛ばしていき、ヘッドライトのあたりまで進みます。
次はタンク周辺を飛ばしますが、ミラーやメーターなど前からでは飛ばせない部分も一緒に飛ばします。
後ろに移動して、シートを片付けながら、エンジン周りにかけていきます。フルカウルの場合はカウルの前側から進んでいくことになります。
その後リア周りに進みます。
当然飛ばした方向に水が飛ぶので、順序を間違えるとなかなか終わりません。
エストレヤ空冷エンジンのフィン
空冷エンジンのフィンなどは、拭いても水は落とせませんが、ブロワーなら完全乾燥に近い状態にもっていけます。原則通り前側上の方から水を飛ばしていき、ざざっと後ろに向けて風を当てる場所を変えていくと、10数秒あればおよその水を飛ばせるでしょう。片側を処理したら、逆サイドも同じように処理していきます。
後ろからも当てないと溜まるので、そちらもケアしていきましょう。前側からの処理が甘いと、また前側に戻らなくてはいけないので、焦らずじっくり進めるのがコツです。
空冷エンジンのフィン以外にも、ボルトまわりなど凸凹しているところは結構水が溜まるので、狙って飛ばしていくと良いです。水が溜まるポイントは、窪んだ箇所や部品の接合部です。慣れてくると水たまり場所がわかってくるので、より効率よく進められるようになります。
後ろの方には、チェーンもあります。チェーンはかなり水が溜まりやすく、入念に吹きかけて水を飛ばすことになります。これをやるだけで、チェーンに水がたまらなくなるので、洗車後の水による錆びはかなり防げます。飛ばしたら半回転ほどタイヤを移動してまた飛ばすと、ほとんどの水分がなくなるのでより良いと思います。
洗車後はちょっと走ってチェーンの水を完全に飛ばしたり、エンジン熱で水を蒸発させたりすると理想的ですが、動かせない場合にもブロワーで飛ばせばおよそ水をなくせます。
このように水を飛ばしていくと、SRやエストレヤのように空冷エンジンでややこしい形をしたバイクでも10分くらいで完了します。水冷エンジンはラジエーターが多少水が溜まりやすいですが、左右からざっとかければ飛ぶので、それほど時間をくいません。フルカウルモデルはもっと速いので、慣れれば数分あれば十分でしょう。
ブロワーで水を飛ばすと、手間が劇的に減るので、洗車が面倒に感じる人もかなり精神的な負担がなくなって、もしかしたら洗車が楽しくなるかもしれません。一度ブロワーを覚えてしまうと、もう吹き上げには戻れないでしょう。
洗車するほどでもなく、ホコリを取りたい場合にも使えます。バイクは短い時間置いておくだけでもメーターやミラーにホコリがついて見づらくなったりします。バイクカバーをかけておいても、乗ってみたらミラーが汚い、などはバイク乗りアルアルですね。
そんな時は、ブロワーでざっとホコリを飛ばすとそこそこキレイになります。
3段階マキタのブロワーは、風の強さが3段階選べて、目的によって使い分けられます。ホコリ飛ばしなら、迷わずマックスで行きましょう。1と2はあまり出番がないかもしれません。
ブロワーでホコリを飛ばす
ついでにタンクやシートまでさっと飛ばせば、軽いホコリは飛ばせます。メーターなどは普通に拭くと傷が付きやすく、濡れた布で拭いてから乾いた布で拭き直すなど、気を遣わないといけませんが、風で飛ばすなら走る時と同じなので、大丈夫です。乗る前にささっと吹き飛ばしてしまいましょう。ただ単純に拭いて落ちるのは表面のホコリだけで、ボディについたものは落ちにくいです。ただ、乗る上では十分なので、これだけでもOKでしょう。
軽く吹いても飛ばないようなホコリは、ビタビタに濡らした雑巾で軽く濡らして拭き、残った水を吹き飛ばす手もあります。ポイントは水をあまり絞らずに全力で濡らすようにすることで、こうすることでバイクに傷がつきにくく、軽い汚れは十分に落とせます。その後ブロワーで水を飛ばしてしまえば綺麗に汚れが落ちるので、洗車の場所がない場合などは、バケツに水を入れて駐車場所まで運べば簡易洗車としてかなり使える方法です。
風で飛ばす機材として、より優秀なのはエアコンプレッサーですが、手軽に使えるマキタブロワーが使いやすくてオススメです。エアコンプレッサーの場合、さらに強い風も出せますが、走行風を大きく超える圧力になるとバイクが壊れる可能性があるので、充電式マキタブロワーくらいがちょうどいいでしょう。車の洗車にも使えるし、家の掃除などにも使えるので、一つあると色々なことに使えて便利です。
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マキタ空気入れ
マキタの製品は、バッテリーが共通化されていて、いろいろなものに使えます。
一番使うのがタイヤ空気入れです。マキタの空気入れは、十分なパワーがあるので、バイクのタイヤならすぐ完了します。四輪自動車の大きいタイヤでも短時間で空気を入れられるので、ガソリンスタンドなどに行くより楽ですね。
キジマの空気入れもバイク用には使いやすいのでオススメですが、こちらはパワーがなく、もし四輪自動車と共用したい場合は不向きです。軽自動車くらいの小さいタイヤに少し空気を足すくらいならある程度いけると思いますが、以前スバルWRX stiという19インチタイヤ4本を入れるのに20分くらいかかったので、あまり現実的ではありません。その時は、電池もほぼ空になりました。
マキタの空気入れは、2輪4輪問わず普通に使えるので、ブロワーなどバッテリー共用で併用する場合はとても良いと思います。
指定した空気圧でストップするので、簡単ですし、かつ安定して空気圧をキープできるので便利です。
マキタ照明器具
例えば、照明はメンテナンス時などに見づらい時にスポットで当てると作業がしやすくなります。自立型で角度調整できるので、下の方から上向きに当てたり、台に乗せて上から当てたりと、使い勝手良好です。
マキタ扇風機(ファン)
暑い時期には扇風機ですね。夏場の作業には必須アイテムです。(ファン)バッテリー式なのでどこにでも移動が出来て使いやすいです。首振りもでき、コンセントから直接給電もできるので何かと便利に使えます。オイル交換など自分でやる人には、夏場の必須アイテムの一つでしょう。
マキタ掃除機(集塵機)
バッテリー式掃除機もあります。こちらはガレージの床などに使える集塵機で、バッテリーを2個セットして使います。100V電源の集塵機よりパワーは劣りますが、コードレスで使えるのは作業中に物が散乱している時などにも便利です。室内用の掃除機もあって、充電式にしては十分パワーがあるので、こちらもかなりいいですね。
バッテリーの種類ですが、主にこれらがあります。
バッテリーサイズが合わない製品には使えないので、間違えないようにしましょう。例えばブロワーも18Vと10.8Vの2種類があります。
製品が充実しているのは18Vと10.8Vで、これまで紹介した製品も18Vは全てあり、10.8Vもブロワー、空気入れ、扇風機、室内用掃除機があるので利用シーンに合わせて選ぶと良いです。バッテリーが高額なものの、各種製品自体は数千円などお手頃価格なので、バッテリーさえあればいろいろ使い回せます。
実際にどんな製品があるか見てみると、18Vはこんな感じです。
電動ドライバやレンチなどは、バイクの作業にも使えて、作業時間を短く出来て、力もいらないので便利に使えます。インパクトレンチがあると締め付けが強いボルトを外す時にも楽ですが、バイクの場合はそれほど強力なトルクはかかっていないので、ロングスピンナレンチくらいでいけるものが多いと思います。
ドライバやレンチ類もサイズがいろいろあるので自分に合った使いやすい物が選べます。
ブロワや掃除機類は、先ほど紹介したブロワはこのUB185DRFというもので、10.8Vの方は別の品番です。ルンバのような掃除機もあります。
他には、防災用に使えそうなラジオもあります。
ライト類も形が充実していて、キャンプなどにも便利に使えそうです。
空気入れはこちらのMP181DZですが、10.8Vの方は別の品番になります。
バッテリー式冷蔵庫などもあって、この辺もキャンプユーザーにも使えそうです。