クシタニの新型背中プロテクターの出荷が始まったので、早速試してみました。他の製品、通気性の良いダイネーゼやその他諸々と比較してみます。小峰ENIGMAは発売が延期されたままなので、今回はスペックだけ比較しようと思います

従来品との比較

従来品比較

こちらは新しいもので、2024年から出荷になっているモデルです。衝撃吸収力はCELevel1で、従来品と変わりません。

重さはおよそ310gです。従来品を測ってみると約50グラムです。だいぶ重くなった印象で、2倍ちょっとくらいとなっています。そこはやや残念ですが、その分、通気性がかなり良くなっているので、ここは大きなメリットと思います。

価格は4,620円となっていて、それほど高くない値段になっています。

K-4639の厚さ

従来品より厚さはだいぶ薄くなっていて、およそMAXの厚さのところで1.5cmあるかないかくらいですが、従来品から1cmほど薄くなったようです。

重さは2倍になりましたが、その分通気性は良くなったり、薄くもなったので使いやすくなった部分とそうでもない部分とが混在しています。
また、従来品に比べてやや硬くなりました。これによってジャケットに入れづらくなったことが少々デメリットです。

クシタニジャケット昨年以前のモデルには出し入れしにくいですが、24年の春夏モデルからはこのプロテクターに対応するように間口が広くなりました。そのため、新しいジャケットに入れる場合は苦労しなくても入るようになっているようです。

ちなみにこのこの素材は、寒いところにいるとかなり固まってくるので、温めたり、暖かいところに置いておくなどすると、比較的この柔軟性が上がってくるので、工夫すると出し入れがしやすいかもしれません。

実寸

K-4639長辺

短辺

K-4639下部の幅

K-4639下部の長さ

長さが44cmくらいで、幅の太いところの幅が29cmくらいになっています。狭いところの幅だいたい15cmくらいです。下の細い部分の長さは19.5cmぐらいになっています。

実際のジャケット出し入れ、ダイネーゼ、コミネENIGMAなどとの重量、サイズ比較などは動画で紹介しているので、よろしければご覧ください。